セクキャバ求人へ応募をする女性たち

求人面接を通して出会った女性たちとの物語

セクキャバの求人面接とは非常に興味深いものです。
求人面接での体験談が鉄板ネタ夜の世界には、様々な事情を抱えた女性たちが集まる訳ですから当然なのかもしれませんね。
今までは友人との酒の肴として話すことの多かった話題ではありますが、あまりにも特殊な世界での出来事なので聞き手にとっては新鮮であり、私にとっても鉄板ネタと言えるものでもあるのです。
しかし、私の経験をセクキャバとは何の関係も無い友人に話して自己満足を得るよりも、より広く伝わる形で公開した方がよっぽど有益な情報として受け取ってくれる人がいるのではないかと思い至りました。
そこで、これからはこの場で私が経験した、セクキャバの求人面接を通して出会ってきた女性たちとのお話を紹介していきたいと思います。
誤字脱字や乱文が目立ったとしても、55歳のしがないセクキャバ店を経営する男の戯言だと思ってご容赦ください。

知名度の低いセクキャバというお仕事

始めに何から話し始めようかと迷ってしまいますが、まずは私のお仕事であるセクキャバについて説明したいと思います。
その後に、私の簡単な経歴を踏まえつつ、どうして私がセクキャバ店を経営することになったのかをお話ししたいと思います。

セクキャバは、男性にとっては馴染みのあるお店であるかもしれませんが、女性にとっては全く分からない世界なのではないかと思います。
それもそのはずで、何しろセクキャバというのは、夜の世界において中途半端な立ち位置のお仕事と言えるからです。
皆さんもご存知かと思いますが、夜の世界では「風俗」と「キャバクラ」が圧倒的に有名です。
セクキャバはどっちつかずの存在風俗はいわゆる「抜き」のあるお仕事で、キャバクラは「疑似恋愛」を楽しむ飲食店になります。
それでは、セクキャバは何なのかと言うと、「抜き」までは出来ませんが、お触りの出来る飲食店と言えるでしょうか。
女の子の体に触っても怒られないキャバクラ店と言った方が分かりやすいでしょうか。
つまり、良く言えば風俗とキャバクラの中間に位置する業種がセクキャバになりますが、悪く言えばどっちつかずと言えなくもありません。
その結果、夜の世界で働くことを決意した女性の中でも、セクキャバで働きたいという動機を持ちにくい職種になるかと思います。

しかし、中途半端な立ち位置だからと言って、一部の女性にとっては魅力的なお仕事であることも事実なのです。
それは、「短時間で働きたい」「高収入が欲しい」「ドライな人間関係を望んでいる」という女性です。
「短時間」や「高収入」というのは、風俗やキャバクラにも当てはまりますが、セクキャバの一番の特徴は「人間関係がドライ」だということが挙げられるでしょう。
セクキャバは中途半端な立ち位置だからこそ、サービス内容も中途半端と言えます。
風俗ほど濃密な接客内容がありませんし、キャバクラほど精神的に男性客を魅了する必要も無いのです。
その結果、風俗やキャバクラと比べて、お客さんや同僚と程よい距離を置いて向き合うことが可能なのです。
そして、セクキャバではどのような女性が採用されやすいかと言うと、あくまでも私のお店の場合ですが、意識的に女性としての武器を表現できる方になります。

面接の場でもよく「見た目に自信が無い」とか「女らしくないけど大丈夫か」という質問をされますが、実際には見た目がセクシーで女性らしさに溢れている方が優遇されるとは限りません。
それは何故かと言うと、夜の世界で一番多いトラブルの原因は、従業員同士での恋愛沙汰だからです。
つまり、常に女性らしさを振りまく女性は、その魅力が災いして内輪でのトラブルが起きるケースが多いのです。
その結果、女性としての魅力を意識的にコントロール出来る女性の方が重宝されるのです。
セクキャバ嬢も立派なお仕事の一つですから、プロとしての姿勢が必要です。
お客さんやスタッフの区別なく、本能の赴くままに向き合われては務まらないものなんですよ。

セクキャバとの出合い

ここからは、そんな中途半端な存在のセクキャバで私が働くことになった経緯をお話しします。
私がまだ10代の頃は、知り合いの紹介でテレクラの店番のアルバイトをしていました。
基本的な業務内容は、客の入店手続きとシステムの紹介、個室の清掃や電話ボックスへのピンクチラシの貼り付けといった単純なものでした。
単純労働ゆえに労働時間は長時間でしたが、特に頭を使う仕事でも無いのに大学卒の友人に劣らない程度の収入を得られたので不満はありませんでした。
知り合いの紹介で始めた仕事なので迷惑を掛けることは出来ないと真面目に勤めたのが良かったのか、次第に店長から目をかけてもらえるようになり、仕事終わりに夜の街へのお供をする機会が増えていきました。
私がセクキャバで遊んだのも、この時が初めてになります。
当時は20歳を過ぎたばかりで、「どうせなら風俗に連れて行けよ」と思ったものです。
しかし、この時に現在、私が経営しているセクキャバ店のオーナーに出会ったことを考えると非常に感慨深い思いがあります。

上司に連れていかれたお店で運命の出会いそのお店も開店30周年を迎えようとしており、私が経営に携わるようになってからもお陰様で繁盛しております。
オーナーも歳を取ったとはいえ、相変わらずの美人で今でもお店のセクキャバ嬢を娘のように愛し、大切にしております。
そんなオーナーの人柄を慕ってか、お店には多くの女の子が求人面接に訪れます。
そして、当店で採用される女の子には、不思議とある共通点があるのです。
それは二足の草鞋であることです。
昼間は別の仕事で働き、夜だけセクキャバで働くというダブルワークを希望する女性たちです。
在籍する多くの女性は、夢を持って仕事をしていても思うような収入が得られず、高収入に期待をしてセクキャバで働いています。
面接応募者の中には借金があったり、明確な目的もなく惰性で働いているようなタイプの女性もいましたが、採用には至りませんでした。
私はこのようなオーナーの採用基準を身近で学び、結果はお店の売り上げという形で実感してきました。
やはり、明確な目的を持って働く女性の方が、接客のコツを飲み込むのも早く、早々に稼げるようになるのです。
良質な接客が出来る女性が増えれば、次第にお客さんの数も増えてきますので、結果的にお店が繁盛するという仕組みがオーナーから引き継いだ、当店の経営方針なのです。

当店に在籍する女の子の多くは、昼間の仕事についてもお客さんにオープンで、セクキャバで働いているということにやましさが無いように感じます。
流石に住所や職場の名前などまで話すことはありませんが、お客さんとの会話には嘘が少ない方が会話も弾むし、嘘に嘘を重ねることでのストレスも無いので働きやすくなるようです。
このようなタイプの女性は、面接の時点でしっかりと希望を伝えてくれます。
希望の多くは「週に何回だけ働きたい」とか「急な欠勤にも対応できるか」といった時間に関するものですが、事前に伝えてもらうことで私もシフトも組みやすいですし、勤務時間に関するトラブルを避けることが出来れば彼女たちのモチベーションも高く維持できるので双方にとって良いことばかりだと思います。

セクキャバ嬢の出入りが多いのは優良店の証

ただし、明確な目的を持ったダブルワークのセクキャバ嬢には、1点だけ悩ましい問題があります。
それは、すぐに目標金額を貯めてお店から卒業してしまうということです。
優秀なセクキャバ嬢であればあるほど、短期間で高収入を稼げますし、明確な目的があるからこそ達成した暁にはスパッと次のステージへ移行してしまいます。
彼女たちの夢の実現の為に協力できたことは嬉しい反面、経営者としては新たに人材を確保しなければならなくなる訳です。
その為にも毎日のようにセクキャバ求人に特化したサイトを探して、広告を掲載する手間を惜しみません。
過去にはスカウトにも依頼をしていましたが、結局はインターネットで自ら腰を据えて求人活動をした方が効率が良いという考えに行き着きました。
今では1日の労働時間の半分を求人活動に充てるスタイルへと落ち着きました。

そこまで私が求人活動に力を入れる理由は単純です。
人の入れ替わりが多いのは優良店の証拠卒業してしまった人材の補充はもちろんのこと、やはり優良店には次から次へと優秀な人材が集まるものだと考えているからです。
当店のように人気嬢がいなくなってしまう代わりに、期待の新人が次々と現れるという流れは最強の営業スタイルだと自負しております。
たとえ人気嬢であったとしても、いつ居なくなってしまうか分からない点は期間限定商品に通じますし、お客さんが足を運ぶ度に魅力的な新人が居れば来店頻度を高めることが可能です。
このサイクルこそが優良店に共通する特徴だと考えているのです。

こうして何人もの女の子と面接を繰り返して合否を判断していく訳ですが、よく「面接時にセクハラし放題だな」と誤解をされます。
男性としては妄想の為にも、そのよう環境であってくれという願いが込められているのだと思いますが、当事者である私や女の子にとっては失礼千万な限りです。
セクキャバと言えどもビジネスですから、他のお仕事と同じです。
自社の商品はお客さんの為にあるのであって、自分たちの物ではありません。
また、他のお仕事と同じように一部の同業者は公私混同するようなことがあるかもしれませんが、そのようなお店の経営はすぐに行き詰ることでしょう。

そして、このような勘違いや誤った先入観を持たない為にも、次回からは本題である「私が実際に面接をした女性たちのこと」について書いていきたいと思います。
求人活動の一環とは言え、インターネットに何かを書くことが初めてだったので、力が入り過ぎてしまいました。
初回から随分と長々となってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次回からはもっと力を抜いて、より簡潔にお話していけたらと思います。