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秘書がセクキャバの求人面接にやってきた!

昼間は秘書をしているA子さんが、当店の求人面接を受けに来たのは約1年前になります。
彼女は今でも現役の人気セクキャバ嬢としてお店で活躍中です。
英語が堪能な彼女は外資系の商社で秘書の仕事をしながら、セクキャバとのダブルワークをしています。
直属の上司こそ日本人ということですが、社内には外国人のスタッフも多くいるそうです。
そんな彼女がセクキャバで働いている理由は、ずばりお金です。
外資系の商社で秘書をしている人がお金に困っているの?と思う方もいるかもしれませんが、実は彼女は正社員ではなく派遣スタッフなのです。
派遣スタッフとして2年間勤めた後に、仕事ぶりを評価されれば正社員として迎えてもらえるようですが、彼女のゴールはそこではありませんでした。

面接ではセクキャバ以外の話題も重要です

秘書のイメージ図彼女が面接にやって来た時は、きちんとした身なりに控えめで上品なメイク、美人タイプというよりは人に好かれる愛嬌のある容姿を持った方だなという印象でした。
秘書としての具体的な仕事内容は、直属の上司だけでなく、社長のサポートをすることも多く、重役室の門番のような役割もしているそうです。
サポート内容は主に、アポイントメントを始めとした1週間毎のスケジュール管理や、取引先にお礼状を書いたり、英語でのメールを代行することだそうです。
その他にもホテルや飛行機の手配をしたりと細々とした雑務を含めると、複数の業務を並行して行うことが多いようですが、残業が無いので遅くても17時30分には退社が出来るということでした。

一般的な面接官であればセクキャバの求人面接なのですから、セクキャバに関係の無い昼間の仕事内容まで聞くことは無いと思います。
しかし、私の場合は相手が許す限り、一見するとセクキャバの仕事とは関係の無さそうな話でも聞くようにしています。
今回のケースで言えば、ここまで細かく話を聞いたからこそ、当店での勤務スケジュールは彼女に一任することを即決出来ましたし、万が一、昼間の仕事が遅れてセクキャバの仕事に遅刻するような場合でも、遅れてしまった背景を想像しやすいのでフォローもしやすくなりますよね。
このような細かい気配りの積み重ねが、セクキャバ嬢との信頼関係を築くのに非常に役立つのです。

セクキャバで稼いだお金で語学の勉強

通訳の仕事をするのが夢非常に良好な信頼関係を築けている彼女とも、あと1年ほどでお別れとなるはずです。
きっと昼間の会社に正社員として迎えられることになると思うので、その時には当店を辞めることになるはずです。
やはりセクキャバを卒業していく女の子たちを見送るのは寂しいですが、セクキャバにおける卒業とは各自の目標を達成できたということに他なりません。
その点では、彼女たちを喜んで送り出さなければならないと考えています。
A子さんの目標はというと、秘書として正社員になることではなく、通訳の部署へと異動することだそうです。
秘書検定の2級と3級を持っているA子さんは、恐らく問題なく正社員になれると考えているようです。
しかし、自分のゴールは正社員ではなく、あくまでも通訳の仕事をしていきたいと考えている為に、セクキャバで稼いだお金を使って、積極的に英語や中国語などの通訳の勉強をしています。

前向きな姿勢というのは様々な側面に伝播するもので、彼女はセクキャバのお仕事について面白い観点を持っていました。
それは、セクキャバのサービスは会話が少ない分、肉体的なコミュニケーションが重要だということです。
お客さんとはあえて言葉を使った意思疎通を制限して、相手の反応だけを見てコミュニケーションを図るというものです。
その為には様々なアクションを試みる必要があり、お客さんにとっては真新しいサービスとなります。
お客さんというのは、「お金を払う以上は元を取ってやる」と考えるものなので、こうしたポジティブな姿勢がA子さんの魅力となり、常連客も増えていきます。
明確な目標を持って前向きに取り組むことで、自分にとって新たなコミュニケーションの方法を模索しながら学びつつ、どんどんと高収入が稼げるようになるという相乗効果が現れる模範的なケースと言えるのではないでしょうか。
求人面接を通して、A子さんのような人材を見落とさないことで、経営者としてもセクキャバというお仕事の新たな一面を学ぶことが出来ます。
これこそが求人活動の醍醐味であり、一つ一つの面接を真剣かつシビアに取り組む理由となるのです。