ジュエリーデザイナー

ジュエリーデザイナーとして修業中

指輪のデザイン画Eさんはジュエリーデザイナーを目指して修行中の女性です。
ジュエリーデザイナーへの道は、専門学校や彫金学校で学んだ後に、宝石メーカーへ就職する方法が一般的だそうですが、Eさんの場合は個人の職人さんの所へ弟子入りしているということでした。
仕事の内容はジュエリーの掃除と、指輪のリサイズなどを担当しており、見よう見まねで作業内容を覚えている最中とのことでした。
修行中の為、お給料は非常に安く、知人が勤めていたナイトクラブでアルバイトをしていたのですが、そのお店が入っている雑居ビルが再開発による取り壊しで閉店することになりました。
最初はナイトクラブよりも前に働いたことのあるセクキャバ店へ出戻りしようと考えていたのですが、実際に電話を掛けてみるとオーナーが変わったらしく、以前にお世話になっていた店長も既に辞めてしまっていたようです。
在籍していたセクキャバ嬢の多くも退店しており、以前の高級店から大衆店へと方向転換もしていたようです。
どうせ顔見知りがいないのであれば、改めて求人サイトから探してみようと、高い給料を提示しているお店に片っ端から応募メールを送ったそうです。

求人広告への応募時に犯しやすい過ち

当店も毎月、多くの応募をメールや電話で頂きますが、想像以上に多くの女性が「給与」に関わる質問をしてきます。
セクキャバで働くからにはしっかりと報酬を貰いたいとか、詳しく知らない世界だからこそ大事なことから確認したという気持ちは分かります。
しかし、それはハッキリ言って間違いです。
応募時に「給料はいくら貰えますか?」とか「保証時給はいくらですか?」と聞いた所で、多くのお店が「面接時に詳しくご説明します」とだけ返答するはずです。
そうすると、質の悪い応募者の中には「大事な所だけ教えてもらえないから、やっぱり怪しい」なんて言う方もいますが、落ち着いてよく考えてみて欲しいです。
皆さんがもし面接者の立場だとしたら、顔すら見たことが無くてどんな女性かも分からない人に「あなたの給料はこれくらいです」なんて言えないですよね。
実際の面接では容姿だけではなく、話をする際の雰囲気や気遣いを見たりしながら、総合的に接客業の向き不向きを判断しているのですから。
つまり、応募の時点でお金の質問をされても、返答できる内容は求人広告に書かれている情報と大差が無いのです。
それよりも、もし応募の時点で少しでもお店の良し悪しを判断したいのであれば、少しでも長く文章を書くことをお勧めします。
文章の内容も質問だけでなく、簡単な自己紹介や希望する勤務形態などを書いても良いと思います。
長い応募メールに対する返答の内容が、お店を比較する判断材料に十分なり得るということ。
これこそ私が、Eさんから学んだことでした。

ルーティーンワークだからこそ気を付けたい点

お店からの返答の悪い例面接官と言えども、他のお店の面接官がどのような対応をしているのかを知る機会はありません。
その為、毎月送られてくるたくさんの応募メールに対する対応もルーティーンワークとなり、自然体の自分が出やすい環境にあると言えます。
Eさんの応募メールには、名前とスリーサイズから始まる簡単な自己紹介から、なぜ当店で働きたいのかという志望動機も書かれていました。
もちろん、給与に関する質問も含まれていましたが、ジュエリーデザイナーとして修業中の為、短い時間ではあるが平日であれば毎日でも働けることもしっかりと書いてありました。
私は、答えられる質問には回答を記載し、答えられない質問には答えられない理由を記載してから、面接を受けに来ることを促しました。
こうして、Eさんは面接を受けに来てくれたのですが、当店を選んだ理由は返答の内容が一番丁寧だったからだそうです。
他のお店の返信は「面接で説明します」とだけ記載し、質問に答えてくれる素振りが見えなかったそうです。
確かに立場を変えて考えてみると、自分が何行にも渡って送った質問に対して、たった1、2行でまとめて返答されてしまったらネガティブな印象を持ってしまうと思います。
やはり、お金を掛けてまで求人募集をしているのであれば、たとえルーティンワークであっても、相手がたった数行の簡素な応募メールを送ってきたとしても、面接担当者たるもの必要以上に丁寧な応対を心掛けるべきだなと身に染みて感じた次第です。
今まさに、セクキャバの求人募集に応募をしてみようと考えている方がいたら、実践してみて頂きたいですし、自分がどのように働きたいのかを考え直す良い機会にもなると思いますよ。
また、面接を担当している方は今一度、自分の日々の行いを振り返ってみてはいかがでしょうか。