保育士

セクキャバを通じて夢をかなえた保育士

今回は既に夢を叶えた女性のお話です。
Fさんが当店に面接を受けに来た時は、まだ保育園の専門学校に通う学生でした。
平日の昼間は専門学校へ通い、土日は託児所でアルバイトをしているということだったので、平日の夜にだけセクキャバで働いてもらうことになりました。
そんな彼女の夢とは、理想の保育園を運営することでした。
彼女の発想がユニークな点は、子どもの為に何かをしたいということではなく、女性が働きやすい職場環境を突き詰めた結果、保育園に辿り着いたということです。
女性の社会進出が増え始めているとはいえ、出産や育児で長期間労働が難しかったり、同じ仕事をしても金銭面で恵まれなかったりと、まだまだ問題点がたくさんあります。
これらの問題を効率よく解消する為には、女性が多い職場であり、何年間かブランクがあっても復帰しやすい環境を用意する必要があるだろうとの考えを持っていました。
加えて、求人広告を見る機会も多く、慢性的に人材不足であったことも理由の一つだったそうです。

夢だった保育園の開園現在は、保育士の資格も取得して、アルバイト時代の友人と一緒に保育園を開園しました。
セクキャバの給料って保育園を作れるほど多いの?と思った方もいると思いますが、何を隠そう資金援助をしたのは当店のオーナーです。
Fさんは入店当時から「保育園を開園する為の資金が欲しい」と語っており、オーナーも保育士を目指すのではなく、経営者を目指していたFさんを大変可愛がっていました。
一時期はFさんを店長として雇おうと何度か声を掛けていたので、もし彼女が店長の任を受けていたら、今ごろ私は店長ではなかったかもしれませんね。

新たな人材を常に欲しているという共通点

Fさんは身体が華奢で、男性受けするスタイルとは言い難かったのですが、面接時から保育園を開園する夢を語るほどにポジティブな性格を持っていた為、男性客からの人気も高かったです。
出勤日も平日の夜とは言え、決して多くはありませんでしたが、セクキャバでは珍しく出勤日前に指名が入るほどの人気ぶりでした。
入店して1ヶ月も経てば、フリーのお客さんを接客することも無くなるほどで、あれほどのスピードで人気嬢になった女の子も珍しい為に、私やオーナーの覚えも良かったのだと思います。
Fさんがセクキャバで働いていた期間は2年ほどになります。
保育士の専門学校には、卒業すれば保育士の資格が得られる学校と、自分で国家資格を取得しなければならない学校の二種類があるそうで、Fさんは自分で国家資格を取らなければなりませんでした。
専門学校を卒業した後は出勤日も増えましたが、国家資格の勉強と両立するのは大変だったはずです。
幸い、1年の勉強で資格を取得し、オーナーから合格祝いとして保育園の開園資金を提供する運びとなりました。
Fさんは今でも数年前に開園された保育園の若い園長先生として活躍しています。

深夜でも営業している託児所実は、そんなFさんと当店の繋がりは今でもあります。
もちろんお互い忙しいので会う機会こそ少ないですが、当店が運営する託児所では彼女の知人の保育士たちが働いてくれています。
セクキャバは夜がコアタイムですし、シングルマザーの女性も多くいるので、深夜帯まで営業している託児所の需要が高いのです。
セクキャバと保育園は業種こそ違えど、コミュニケーション能力が重要だったり、女性の多い職場だったりと共通点がいくつもあります。
最大の共通点と言えば、お互い常に新たな人材を欲しているということです。
その為、現在でもLINEで頻繁に連絡を取り合う、戦友のような存在となっているのです。